五轮书地水火风空 日文原版-第3部分
按键盘上方向键 ← 或 → 可快速上下翻页,按键盘上的 Enter 键可回到本书目录页,按键盘上方向键 ↑ 可回到本页顶部!
————未阅读完?加入书签已便下次继续阅读!
段の構へを撙证嗽绀瓡rも遅き時も出合ふものなり、太刀を取て鍛錬あるべきなり
一 表第四の次第の事
第四の構、左の茫撕幛藰嫟丐茢长未颏胧证蛳陇瑜陱垽毪伽贰⑾陇瑜陱垽毪驍炒蚵浃丹螭趣工肫浃问证驈垽胄膜摔啤ⅳ饯蝹B太刀を受け我が肩の上より筋かひに切るべし、是太刀の道なり、又敵の打かかる時も道をうけて勝つなり、能く吟味あるべし
一 表第五の次第の事
第五の次第太刀の構へ、我右の茫撕幛藰嫟丐茢炒颏fる所の位を受け、我太刀下の横より筋かひに上段に振上げ上より直に切べし、是も太刀の道能くしらしめんためなり、此表にて振つけぬれば重き太刀も自由にふらるゝなり、此五の表に於て細かに書付ること能はず、我家の太刀一通りの道を知り、又大形拍子をも覚え、敵の太刀を見分る事、先此五つにて不断手をからす処なり、敵と戦ふ中にも此太刀筋をからして敵の心を受け、いろゝゝの拍子にて如何やうにも勝つ所なり、能々分別すべし
一 有構無構の教への事
有構無構と云ふは元来太刀を構ふるという事あるべき事にあらず、然ども五方に置事あれば構へとも成べし、太刀は敵の縁により所により形気に随ひ、何れの方におきたりとも其敵切よき様に持心なり、上段も時に従ひ少し下る心なれば中段となり、中段もをりにより少し上れば上段となる、下段も折にふれ少し上れば中段となる、両茫韦蓼丐馕护摔瑜晟伽分肖爻訾护兄卸蜗露韦趣猡胜胄膜胜辍⑷护毪摔瑜盲茦嫟悉ⅳ辘茦嫟悉胜趣い绽恧胜辍⑾趣盘钉蛉·皮虾韦欷摔筏皮胜辘趣鈹长蚯肖仍皮招膜胜辍⑷簸窋长韦胩钉蚴埭搿垽氲堡搿ⅳ亭肖搿ⅳ丹悉毪胜稍皮帐陇ⅳ欷嗓猡撙蕯长蚯肖肟Fなりと心得べし、受ると思ひ、張ると思ひ、当ると思ひ、ねばると思ひ、さはると思ふによって切る事不足なるべし、何事も切る縁と思ふ事肝要なり、能々吟味すべし、兵法大きにして人数立と云ふも皆合戦に勝つ縁なり、能々工夫すべし
一 敵を打に一拍子の打の事
敵を打拍子に一拍子と云ひて敵にあたる程の位を得て、敵のわきまへぬ内に心に得て我身もうごかさず、心も付ず、如何にも早く直に打拍子なり、敵の太刀ひかん、はずさん、うたんと思ふ心のなき内を打拍子是一拍子なり、此拍子能く習ひ得て間の拍子を早く打事鍛錬すべし
一 二の越しの拍子の事
二の越の拍子、我打たんとするとき敵早く引き、早く張り退るやうなる時は、我打つと見せて敵の張手たるむ処を打ち、引てたるむ処を打つ、是二の越の打なり、此書付ばかりにては中々打得がたかるべし、教へ受けて忽ち合点のゆく処なり
一 無念無想の打と云ふ事
敵も打出さんとし我も打出さんと思ふ時、身も打身になり心も打心になって、手は何時となく空になり、唯心の命するまゝ知らず知らず打事、是れ無念無想とて一大事の折なり、此打度々出合ふ打なり、能々習ひ得て鍛錬有べき儀なり
一 流水の打と云ふ事
流水の打と云ふは敵合になりて競合ふ時、敵早くひかん、早くはづさん、早く太刀をはりのけんとする時、我身も心も大きになって、太刀を我身の後より如何程もゆるゝゝとよどみの有やうに大きにつよく打事なり、此打習ひ得ては慥に打よきものなり、敵の位を見分くること肝要なり
一 縁のあたりと云ふ事
我打出す時敵打留めん、はりのけんとする時、我打一つにしてあたまをも打ち、手をも打、足をも打つ、太刀の道一つを以て何れなりとも打所是縁の打なり、此打能く打ならふべし、何時も出合ふ打なり、細く打合て分別あるべき事なり
一 石火の当りと云ふ事
石火の当りは敵の太刀と我太刀と着合うほどにて、我太刀少しも上げずして如何にも強く打なり、是は足もつよく、身もつよく、手もつよく、三所をもって早く打べきなり、此打度々打習はずしては打がたし、よくゝゝ鍛錬すればつよく当るものなり
一 紅葉の打と云ふ事
紅葉の打、敵の太刀を打落し太刀とりはなす心なり、敵前に太刀を構へ、打ん、はらん、受けんと思ふ時、我打心は無念無想の打にても又石火の打にても、敵の太刀をつよく打ち、其侭後をはねる心にて切先下りに打てば敵の太刀必落るものなり、此打鍛錬すれば打おとすことやすし、能々稽古あるべし
一 太刀に代はる身と云ふ事
身に代はる太刀とも云べし、総て敵を打に太刀も身も一度には打ざるものなり、敵の打つ縁により身をば先に打身になり、太刀は身に介意わず打とことなり、若くは身は揺るがず太刀にて打事あれども、大かたは身を先へ打ち太刀を後より打ものなり、よくゝゝ吟味して打習ふべし
一 打と当ると云ふ事
打と云ふ事当ると云ふ事二つなり、打と云ふ心は何れの打にても重く受け慥に打なり、当るは行当る程の心にて強く当り忽ち敵の死する程にても是はあたるなり、打と云ふは心得て打ところなり、吟味すべし、敵の手にても足にても当ると云ふは先づ当るなり、当りて後を強く打ん為めなり、当るはさわる程の心、能く習ひ得ては各別の事なり、工夫すべし
一 しゅうこうの身と云ふ事
即ち秋猴の身なり、秋猴の身とは、手をいださぬ心なり、敵へ入身になりて少しも手を出さぬ心なり、敵の打前身を早く入る心なり、手を出さむと思へば必ず身は遠くのくものなるによって、総身を早くうつり入る心なり、手にて受合ひする程の間には身も入やすきものなり、能々吟味すべし
一 しっかうの入身と云ふ事
漆膠なり、此の入身は敵の身に我身能くつきてはなれぬ心なり、敵の身に入る時かしらをも付、身をも付、足をも付、つよく付く所なり人毎に顔足ははやく入れども身の退くものなり、敵の身へ我身をよくつけ、少しも身の間のなきやうに着くものなり、能々吟味有べし
一 たけくらべと云ふ事
たけくらべは丈くらべなり、身の丈を比ぶる心なり、敵へ入こむ時、我身の縮まざるやうにして足をものべ、腰をものべ、頭をものべて強くいる、敵の顔と顔とならべ、身のたけをくらぶるに比べかつと思ふ程に丈高くなってつよく入るところ肝要なり、能々工夫あるべし
一 ねばりをかくると云ふ事
粘をかくるなり、敵も打かけ我も太刀を打かくるに、敵受くる時我太刀敵の太刀に付てねばる心にして入也、ねばるは我太刀敵の太刀と離れがたき心、余り強くなき心に入べし、敵の太刀に付てねばりをかけ入る時は、いかほど静に入ても苦しからず、ねばると云ふ事と、もつるゝと云ふ事、ねばるはつよし、もつるゝはよわし、此事分別あるべし
一 身のあたりと云ふ事
身のあたりは敵のきわへ入込て身にて敵にあたる心なり、少し我顔をそばめ、我左の肩を出し敵のむねにあたるなり、我身をいかほどもつよくあたる事、行合ふ拍子にてはずむ心に入べし、此入る事入り習ひ得ては敵二間も三間もはねのくるほど強きものなり、敵死入るほどもあたるなり、よくゝゝ鍛錬あるべし
一 三つの受けの事
三つの受けと云ふは敵へ入込時、敵の打出す太刀を受るに我太刀にて敵の目を突くやうにして、敵の太刀を我右のかたへ引ながして受る事、又つき受と云ふて敵打太刀を敵の右の目を突くやうにして首をはさむ心につきかけて受る処、又敵の打時みじかき太刀にて入るに、受る太刀はさのみかまはず、我左の手にて敵のつらを突くやうにして入込む、是三つの受なり、左の手をにぎりて拳子にて面を突くやうに思ふべし、よくゝゝ鍛錬有べき者なり
一 おもてをさすと云ふ事
おもては面なり、面をさすと云は、敵と立合になりて敵の太刀と我太刀の間に敵の顔を我太刀先にてつく心なり、敵の顔をつく心あれば敵の身仱胝撙胜辍长騺らするやうにすればいろゝゝ勝つ所の利あり、能々工夫すべし、戦のうちに敵の身仱胄膜ⅳ辘皮显绀鋭伽乃胜辍ⅳ饯欷艘坤泼妞颏丹工仍皮帐峦毪伽椁骸⒈ɑ扭韦Δ沥舜死礤戝bあるべきものなり
一 心をさすと云ふ事
心をさすと云ふは戦のうちに、上つまり茫膜蓼辘郡胨胜嗓摔魄肖胧氯毪毪长趣獬嗓郡瓡r、敵をつく事敵の太刀をはずす心は、我太刀のむねを直に敵に見せて、太刀先ゆがまざるやうに引取って敵のむねをつく事なり、若し我くたびれたる時か、又刀のきれざる時などに此儀専ら用ゐる心なり、能々分別すべし
一 喝咄と云ふ事
喝咄と云ふは何れも我打かけ敵を追込む時、敵また打かへすやうなる時、下より敵を突くやうに上げて返へしにて打事、何れも早き拍子を以て喝咄と打、喝とつきあげ咄と打心なり、此拍子何時も打合のうちには専ら出合ふ事なり、喝咄の仕様、切先あぐる心にて敵を突くと思ひあぐると一度に打拍子、よくゝゝ稽古して吟味あるべき事なり
一 はり受と云ふ事
はり受と云ふは敵と打合時とたんゝゝゝと云ふ拍子になるに、敵の打所を我太刀にてはり合せ打なり、はり合する心はさのみきつくはるにあらず、又受るにあらず、敵の打太刀に応じて打太刀をはりて、はるよりはやく敵を打つ事なり、はるにて先をとり、打にて先をとる所肝要なり、はる拍子能く合へば敵何と強く打ても、少しはる心あれば太刀先も落ることにあらず、よく習ひ得て吟味あるべし
一 多敵の位の事
多敵のくらゐと云ふは一身にして多勢とたゝかふ時の事なり、我が刀茫瞍颏踏谱笥窑丐窑恧钉蚝幛藪韦茦嫟妞毪胜辍长纤姆饯瑜辘fるとも一方へ追ひ廻す心なり、敵かゝる位ゐ前後を見分て先へ進むものにはやく行合ひ、大きに目をつけて敵打出す位を得て、右の太刀も左の太刀も一度にふりちがへて、行く太刀にて前の敵を切り、戻る太刀にて茫摔供fむ敵を切る心なり、太刀をふりちがへてまつこと悪し、早く両茫挝护藰嫟財长纬訾郡胨颏膜瑜修zみ追ひくづして、其侭又た敵の出たる方へかゝりふりくづす心なり、如何にもして敵をひとへにうをつなぎに追ひなす心にしかけて敵の重なるを見ては其まゝ間をすかさずつよく払ひ込むべし、敵あひこむ所ひたと追ひ廻はしぬれば捗行きがたし、又敵の出るかたゝゝと思へば待つ心ありてはかゆきがたし、敵の拍子を受てくづるゝ処を知りて勝つ事なり、をりゝゝあひてをあまたよせ追込みつけて其心を得れば一人の敵も十人二十人の敵も心やすき事なり、能稽古して吟味あるべきなり
一 打あひの利の事
此打合の利と云ふ事にて兵法太刀にての勝利をわきまゆる所なりこまやかに書しるしがたし、よく稽古あって勝つ所をしるべきものなり、大かた兵法の実の道を現はす太刀なり、口伝あり
一 一つの打と云ふ事
此一つの打と云ふ心を以て慥に勝つ所を得る事なり、兵法よくまなばざれば心得がたし、此儀能鍛錬すれば兵法の心の自由になって思うまゝに勝つ道なり、よくゝゝ稽古すべし
一 直通の位といふ事
直通の心二刀一流の実の道を伝ゆる所なり、能々鍛錬して此兵法に身をなす事肝要あんり、口伝あり
右書付る所一流の剣術大形此巻に記し置く事なり、兵法太刀を取て人に勝つ所を覚ゆるは先づ五つの表を以て五法の構を知り、太刀の道を覚えて総体やわらかになり心のきゝ出て道の拍子をしり、自然と太刀も手さへて身も足も心の侭にほどけたる時に随ひ、一人に勝ち二人に勝ち、兵法の善悪を知る程に成り、此一書のうちを一ケ条一ケ条と稽古して敵と戦ひ次第々々に道の利を得て、絶えず心にかけ急ぐ心なくして折々手にふれては徳を覚え、何れの人とも打あひ、其心を知て千里の道も一足づゝはこぶなり、ゆるゝゝと思ひ此の法を行ふ事武士の役なりと心得て、今日は昨日の我に勝ち、あすは下手に勝ち、後は上手に勝つと思ひ、此書物のごとくにして少も茫